山と海の自然

(1)千貫山(グリーンピア岩沼)

春:アズマイチゲ・キクザキイチゲ・ミズバショウ・ニリンソウ

アズマイチゲ キクザキイチゲ
   
 アズマは関東地方のこと,イチゲは花一輪の意味です。東日本で発見されて,この名が付きましたが,その後西日本にもあることが分かりました。  キク科ではないのに,花の()き方が「キク」のようで,しかもひとつの花を咲かせるので「イチゲ」とつきました。(くき)に一輪の花が咲きます。高さは15〜25cmです。
 ミズバショウ ニリンソウ
   
 雪解けと同時に花を咲かせるミズバショウは春のおとずれを告げる花の代表です。名前の由来は,湿地(しっち)に生え,葉がバショウの葉に似ているというところからきています。   山野の沢沿(さわぞ)いなどの湿地に生え,群落をつくることが多いです。一つの茎に2輪の花が咲き,この名があります。2輪同時ではなく,時間差で咲きます。
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